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「購入する不動産の勘どころ」のお話し その12

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前回に引き続き、下水道の調査の話をします。「下水道」といいましても、普段あまり意識的に考えた事もないかと思います。でも、家に住んでいる限り トイレの排水、お風呂の排水キッチンなどの排水と毎日かなり大量の排水をしています。当然、必要な施設です。下水、下水と言っていますが、全てが下水管で処理されているわけではありません。

 

下水施設は、本下水(公的な下水管です。)下水施設なしの2通りがあります。前者は下水道管が道路に埋設されているので、各家庭からその下水道管に接続して使用します。因みに、下水道の整備については「市区町村」の責任でもありますので、下水管が埋設されている場所では、接続等にも費用負担が無いケースが多いです。(個別に確認は必要です。もう一つの下水管が整備されていない場所については、現状では「浄化槽」を使用するしか手がありません。

 

■浄化槽とは?(合併浄化槽)

 

~家庭の汚水や雑排水を処理するための大型タンクです。家からの排水を全てこのタンクに流し、触媒濾過などの3~4行程を行い浄化する装置です。基本的に、敷地の地下に埋めて使用します。設備の大きさは、2tトラック程の大きさですので、地上設置は日本の住宅事情から無理でしょう。濾過した水は、市区町村の指定する側溝等に流します。濾過と言う限り若干の汚物が残ります。これは、年2回ほどのタイミングで回収業者に回収してもらう事になります。勿論費用が掛かります。

 

それと、触媒装置を動かしますので、若干の電気代もランニングコストとして掛ります。ただ、それ以上に手ごわいのは「合併浄化槽の本体と工事費」です。ざっくりですが、約100万円程の費用が掛かります。この様な物ですから、前者の下水道管が整備されている地域とでは、コスト面でも雲泥の差です。

 

ただ、市区町村によっては浄化槽の設置について「補助金」を出しているところもありますから、調べる必要があります。「補助金」の内容もマチマチです。が、全額が出るようなケースは無いと思ってください。下水道が整備されている場合には、下水管の配管状況、下水道管と対象の土地との接続状況の2点が確認出来れば、問題ありません。

 

いずれにしましても、該当する市区町村の役所に問い合わせて頂き、下水道の調査はどこで出来るのかを確認して「下水道課」なりの管轄部署で調査をして下さい。その際に「下水道の埋設管調査をしたいのですが…」と伝えると効率よく出来ます。また、下水道が未整備な地域は、都市部には少ないです。どちらかと言えば、郊外の住宅地に見られるパターンですので、郊外の住宅をお探しの方は要注意ですね。

 

勿論、都市部でも過去から住宅が建っていた経緯が無いような土地や、古い建物が何十年も捨て置かれたような土地、道路の整備がされていないような土地なども注意が必要です。生活に必要不可欠な施設ですから、調査は必要でしょう。次回は、「ガス」についてのお話しをします。

 

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