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新たに大規模修繕サービスを拡大

建築から管理まで一貫した体制で資産を守る生和の新たな挑戦

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生和アメニティの新しい挑戦「新築物件を手掛ける会社だからできる大規模修繕とは」

本記事は生和アメニティ株式会社の提供でお送りします。

生和グループは新築物件の建築から物件の管理・メンテナンスまで一貫して不動産オーナーをサポートする生活総合企業だ。その中でも生和アメニティ株式会社は、主に生和グループで建築した物件の管理や経営サポート、アフターメンテナンスなど不動産オーナーの資産の向上・保持に関するサービスを多方面に展開している。5000棟・10万戸(※2023年3月時点)以上の物件管理を行い、稼働率90%以上を実現するなど業界内でも際立った実績と信頼を積み上げている。そんな生和の新たな取り組みとして、大規模修繕サービスの拡大がある。これまでは主に自社グループで建築した物件に対しての大規模修繕を行っていたが、新たに他社が建設した物件に対してもサービスの展開を開始した。生和の大規模修繕について、特徴やメリットを担当者の寺岡さんにお伺いした。 

大規模修繕はなぜ必要なのか?

―大規模修繕とは?
そもそも、大規模修繕の必要性や修繕を検討すべきタイミングについて皆さんはご存知だろうか。建物は丈夫に作られているが、雨風や日射の影響を受けながら少しずつ経年劣化しているため、適切な時期に修繕をして建物の安全と資産価値を維持していく必要がある。

環境によっても異なるが一般的に多くの建物では、12~15年ごとに大規模修繕が実施されている。適正なタイミングで修繕を行うことにより、結果としてトータルの修繕コストを抑えながら建物を長く維持することができる。また、建物の外観を整え、設備を新しくすることで入居者の入居促進や、退去抑制の両面から空室対策にもつながる。

生和の大規模修繕の事例


生和の大規模修繕の事例

大規模修繕には高額な費用がかかるため、なかなか踏み出せていない人や、気付いたら一度も修繕をせずに20年以上経ってしまっている人も少なくないだろう。実際に、これまで大規模修繕を行った物件も、築10年~30年以上のものなど、さまざまな事例があると寺岡さんは話す。

長く続いていく賃貸経営の中で、いかに物件の資産価値を保ち、さらに向上させていくかはとても重要な要素だ。まずは、しっかりと自身の物件の状態と相談しながら、10年、20年後を見据えた資産運用のために手段の一つとして大規模修繕を検討してみてはいかがだろうか。

「生和の大規模修繕」について

大規模修繕の重要性について理解したところで、寺岡さんにお伺いしていく。

―生和の大規模修繕の特徴を教えてください

特徴は、大きく3つあります。

1つ目は、お客様から安心して工事をお任せいただける体制が整っていることです。それは工事を行ううえでの安全性といった面は当然ですが、生和グループとしての信頼からくる安心感といった点においても、お客様にご評価をいただいております。

生和は1988年に設立した企業となりますが、設立以来40年以上無借金経営を実現しております。財務基盤をしっかりと整えていることは、一見オーナー様にとって無関係なことと感じられる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、大規模修繕も、数百万円から数千万円単位の費用が必要となるように、建設業界や不動産業界は動く金額がとても高額になります。中には、契約後に工事を依頼した会社が倒産してしまったというお話も聞きます。まず大前提として、安心して依頼できる会社であるということは、高額な費用のかかる大規模修繕を請け負い、さらに修繕を通してオーナー様の資産をより良いものにさせていただく立場としてとても重視している点です。

そして、もう一つの安心感の要素としては、実際の工事においての安全性の高さです。大規模修繕は大掛かりな工事となるため、まず「足場」というものを組む必要がありますが、生和はここにこだわりを持っています。この「足場」は、職人さんの足元となるため、作業効率や工事の仕上がりに大きく関わるものになります。更に、工事中は天候との兼ね合いもありますので、安全な足場を組んでおくことで、近隣の方やオーナー様の建物の安全性も高まります。

生和アメニティ株式会社が施工する物件

2つ目は、弊社が新築物件を建てている会社であるからこそ実現できる工事品質の高さです。生和グループは、自社グループ内で新築物件の建築から物件の管理・メンテナンスまで一貫してオーナー様をサポートさせていただく体制を築き、施工件数としては大規模修繕では年間100棟以上、それ以外でも一定規模以上の工事は年間300件以上の実績がございます。

よく、オーナー様や仲介会社様から「生和さんは自社で建てた物件のみ管理やメンテナンスをしているんですよね?」とお声をいただくことがあるのですが、他社様で建築された物件についても、弊社で蓄積した技術を活かして工事をするために大規模修繕やリノベーション工事に特化した部署として「リニューアル事業部」を新たに設立し、対応させていただいております。

そして、生和の大規模修繕の3つ目の特徴となるのが、提案力と再現性です。2つ目の特徴に通ずるところもあるのですが、建築から管理・サポートまで一貫したサポート体制を通して、幅広い提案と、提案した内容をしっかりと実現できる点が強みであると考えています。弊社では女性のプランナーが在籍しております。女性ならではの細やかな気遣いで、ただ新築の物件に近づけるのではなく、機能性と意匠性を切り口に、実際に物件で生活される方の目線で、導線やデザインなどに配慮した提案をさせていただいております。




女性プランナー打ち合わせの様子

また、大規模修繕に留まらず、内装のリフォーム・リノベーションも手掛けておりますので、修繕のタイミングで内装と外観のテイストを統一させながらバージョンアップさせることが可能な点も、オーナー様よりお喜びいただいている点となっております。


内装リノベーションの事例

 

生和の手掛ける大規模修繕 施工事例

昭和に建てられた物件を”レトロフィット”で復活 築50年のテナント


大規模修繕の事例(外観)

こちらは、築50年で大規模修繕を行った物件となります。工事前は経年劣化や使用材料により、古く少し暗い印象でしたが、配色や使用材料を工夫し、落ち着きがあり懐かしさも感じられる物件になりました。工事の最中にも入居希望者様からお問合せや内覧希望が入るなど、外観を一新することによって入居付けの足がかりとなりました。



大規模修繕の事例(エントランス)

エントランスには、銘板、ゴミストッカーを新たに設置し、デザイン性と利便性がUPしました。また、間接照明なども取り入れることによって、夜間でも明るく安心感のある印象になりました。
 


ダイヤル錠式ポスト

そして、細かい部分にはなりますが、ポストも新しいものに変えました。意匠性の面から建物のデザインに合った色目や形のものを選び、機能性の面からダイヤル錠式のポストを取り入れました。
 

大規模修繕の事例(外構)

また、こちらの物件では、玄関回りの植栽を撤去したことにより虫の発生を抑え、併せて土間タイルを白からベージュにすることで、スッキリと明るく統一感のある印象に変身しました。

物件の外観を整え、見栄えや物件の機能性・価値を高めるのはもちろん、細かな部分にも工夫を凝らすことによって、入居者様にとっても利便性や心地よさが高まります。そのことによって、改めてこの物件に住んでよかったなと思っていただけると、退去抑制にもつながり結果として安定した賃貸経営につながると考えています。

他の施工事例は生和アメニティ株式会社の公式HPからご覧いただけます。

―工事対応エリア・施工可能な物件について

生和の大規模修繕は、大阪府と兵庫県(神戸・阪神エリア)で工事を対応させていただいております。また、戸建からマンションまで幅広く対応しておりますので、建物診断や相談料は無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせいただければと思います。


生和アメニティ株式会社 寺岡優泰(てらおか まさひろ)

関西学院大学 経済学部 卒業。経営学修士(MBA)を取得。百貨店、SCなど小売業界の業務経験を経て、リノベーションに特化した建築会社に転職。営業職を経て、経営企画・営業企画の統括責任者を経験。賃貸住宅のリフォーム・リノベーションを年間180件以上を手がける。

 

 

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この記事を書いた人

賃貸経営・不動産・住まいのWEBマガジン『ウチコミ!タイムズ』では住まいに関する素朴な疑問点や問題点、賃貸経営お役立ち情報や不動産市況、業界情報などを発信。さらには土地や空間にまつわるアカデミックなコンテンツも。また、エンタメ、カルチャー、グルメ、ライフスタイル情報も紹介していきます。

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