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賃貸契約更新の手続きは人間的な関係性で成立させる

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法定更新になってしまう事を防ぐには、貸主さんにも努力が必要です。先ほども少し触れましたが、貸主さんと借主さんの関係性も重要です。賃貸住宅の空き家率も、昔に比べて多くなっていますし、新築の住宅も相変わらづ建築されています。

 

そのような中で、最近の賃貸住宅の契約期間が短くなる傾向が強い昨今です。貸主さん側が求めていない数字が、軒並み高くなっている世の中です。

 

反対に、今の借主さん達は「貸主さんとのコミュニケーション」を求めている方も少なくない様です。
貸主さん側も「昔の様な考えは古い・・・」などとばかり言わず、人間関係で差別化が図れる期待も持てます。

 

貸主さん側に何の落ち度もないのに、理由なく「更新書類」を無視されている場合。

 

電話などで連絡するのは、皆さん行うと思います。単純に、借主さんがウッカリしている場合もありますから、これは必要ですがそれでも一向に更新に応じる気配が感じられない場合、貸主さん自ら訪ねて見ましょう。

 

実際に会って話をしてみると、意外とスムーズに行く場合が多いのです。もちろん、喧嘩腰で行くのではありません。そんな形でしたら、逆効果にしかなりません。人間は、怒れないと「パワー」が出にくい生き物です。自分に「後ろめたい気持ち」が少しでもあるところに、相手が丁寧に親身に出られると、無下にできないものです。

 

そして、この方法は「技術」も「テクニック」必要ないのが魅力です。説明しました通りに、法定更新はあくまでも何らかの理由で困窮する「借主さんの救済」のための法律です。この様な「法律」の出番が無いのが正常な形なのだと思います。借主さんも貸主さんもその方向への努力が一番好ましいと思います。

 

貸主も借主も気持ちよく良い関係を続けたいものです。

部屋を貸したい人、部屋を借りたい人が集まり、コミュニケーションをしているサイトがあります。ウチコミ!と言います。借主さんも貸主さんも一度覗いてみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

賃貸経営・不動産・住まいのWEBマガジン『ウチコミ!タイムズ』では住まいに関する素朴な疑問点や問題点、賃貸経営お役立ち情報や不動産市況、業界情報などを発信。さらには土地や空間にまつわるアカデミックなコンテンツも。また、エンタメ、カルチャー、グルメ、ライフスタイル情報も紹介していきます。

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