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10年で様変わりした厳しい賃貸市場を乗り越える 長年の経験と豊富なノウハウがある“大家の会”(1/2ページ)

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廣田 裕司(ひろた ゆうじ)/合同会社アップ代表。「行動する大家さんの会」代表。妻の実家の賃貸事業を引き継ぎ、賃貸経営に関わるようになる。サラリーマン時代の経験を活かし、原状回復費の低減、稼働率アップに成功。賃貸経営での経験をベースにセミナー講師としても活動。2014年大家仲間と一緒に、管理会社「みまもルーム」設立に参加。大家さんとしての経験、不動産業者としての経験を活かし、大家さんの賃貸経営をサポートする会社「合同会社アップ」を設立。大家さんのサポート活動を展開中。

自身が賃貸住宅オーナーであり、宅建業者でもある廣田裕司オーナー。現在、「行動する大家さんの会」「合同会社アップ」の代表として、賃貸市場に関わる方々のサポートを行っている。行動する大家さんの会では、“賃貸市場の水と空気を改善し、賃貸市場に関わる全ての人々を幸せにする”という理念がある。そこにどんな想いが込められているのかを伺った。(聞き手/尾崎 光 文/向園 智子)

――賃貸経営を始めたきっかけを教えてください。

元々、妻の父親が賃貸経営を営んでおり2000年に法人化しようと動き出したのが始まりです。それまではサラリーマンでした。09年まではサラリーマンと大家を兼業しており、そのときはまだ賃貸市場もいまほど悪くなく、退去が出たらクリーニングして不動産会社(管理会社)が次の入居者を連れてくる、という当たり前のサイクルで問題なく運営できていました。いまのように空室対策に力を入れる必要がない時代だったんです。

08年に義父が亡くなり、その年にリーマン・ショックが起こりました。自分の物件でもリーマン・ショックによる派遣切りで、派遣社員さんに貸していた7部屋が一気に退去になり、その後、次の入居者がなかなか決まらなかったんです。そこから空室対策を意識するようになりました。そして、09年からは専業大家としてやっています。

14年には、勉強会などの活動で知り合った大家仲間と「株式会社みまもルーム」という管理会社を立ち上げ、18年まで携わっていました。いまは大家業と、宅建業者として大家さんの賃貸経営をサポートする会社「合同会社アップ」を20年3月からやっています。

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この記事を書いた人

賃貸経営・不動産・住まいのWEBマガジン『ウチコミ!タイムズ』では住まいに関する素朴な疑問点や問題点、賃貸経営お役立ち情報や不動産市況、業界情報などを発信。さらには土地や空間にまつわるアカデミックなコンテンツも。また、エンタメ、カルチャー、グルメ、ライフスタイル情報も紹介していきます。

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